【森下智道 (竹灯籠職人 ともさん)】

2009年に竹灯籠を知り、初めて製作する。

ものづくりは好きでしたが、図工の成績が悪く苦手意識がありましたが、作ってみたら楽しくあかりを入れたら綺麗で、竹灯籠の魅力にひかれました。

知り合いに見せたら「綺麗」「欲しい」と言われ、そこから販売が始まりました。

さらに、「最近子どもが刃物を持つことが少ないので、親子ものづくり教室をしてみない?」と言われ、初めてものづくりを教えました。

それを見に来ていた、地元の公民館の方が「公民館に出張に来てくれませんか?」という声をいただき、出張教室が始まりました。

2010年に地元で開催されている「山陰KAMIあかり」というイベントのコンテストに出展し受賞。

徐々に出張教室が増えていき、自己紹介する機会が多くなった時に「先生と生徒」の関係ではなく「ものづくりに苦手意識があった私がこうなってきているので、みなさんにも無限の可能性と感性の素晴らしさがありますよ」ということが伝えたく、「先生」と呼ばれないように「竹灯籠職人ともさん」と名乗り、名札をつけて徹底していきました。

会社員と並行して活動していましたが、28年間勤めていた会社を辞め、2016年に独立。

「出張教室」以外に「工房での教室」や「販売・オーダー対応」、「空間演出」などもさせていただいています。